内科学書(全7冊) 改訂第7版

臨床科目の講義が始まるのに併せて購入しました。類書でありかつ日本の成書としてはスタンダードであると思われる「朝倉内科学」、および臨床の先生方が激賞される「ハリソン内科学」の二冊と迷うこと数ヶ月、最終的に以下のメリットを感じての選択です。(1)最新の知見を元にした構成であること(2)見やすいレイアウト・図表であること(3)7分冊で薄く携帯しやすいこと(4)日本国内の事情に合わせた内容であること実際に講義で使ってから一週間が経ちますので、学生の視点からレビューをしたいと思います。まず、記述の多くが2009年までの最新ガイドラインを元になされており、講義で先生方が話される最新の内容とほぼリンクしています。これは思った以上に快適で、他の本やインターネットで最新の情報を調べる手間が省けます。また疾患により記述にムラはあるものの、概ね調べたいことは載っているという印象です。図表や写真も美しく、すっきりとして非常に見やすいと感じています。今のところ毎日の講義に使用していますが、大きな不足は感じません。「病気がみえる」などと併用すれば、より理解が深まるように思います。